昨年11月に立ち上げたネットワークとして、初めての要望活動を行いました。

参加くださったのは、白岩 孝夫南陽市長、野田 義和東大阪市長、小松 政武雄市長、横尾 俊彦多久市長、石井宏子君津市長、藤田明美加茂市長、林宏優山県市長、成瀬敦幸田町長、くりお 典子笠岡市長。

さらに事務局長である社会福祉法人むそうの戸枝陽基さんも同行していただき、総勢11名での要望でした。

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要望項目は、短期入所などのサービスを行う事業所の支援、学校、保育所等における看護師の確保、災害への備えの充実の大きく3つの分野で、合計25項目。

こども家庭庁では、吉住啓作支援局長、小野雄大障害児支援課長、

文部科学省では、日向信和審議官、生方裕特別支援教育課長、

厚生労働省では、野村知司障害保健福祉部長と面談。途中、福岡資麿大臣にもお目にかかることができ、ご挨拶できました。

それぞれの要望先では、私が会長として概要をご説明した後、参加市長・町長からコメントをしてもらい、現場の課題等を伝えていただきました。

石井君津市長さんや藤田加茂市長さんのように当事者の市長さんもおられ、思いのこもったお話をいただきました。

また、それぞれの幹部の皆さんには、しっかりと話を聞いていただき、真摯にご回答もいただき、素晴らしい要望になりました。

厚生労働省の野村部長は、昨年、学校作業療法やこどものこころクリニック等の視察のため、自見はなこ先生と共に飛騨市においでになり、一緒に飲んで語ったこともあり、親しくお話を伺いました。とても丁寧にご回答をいただき、ありがたく思います。

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今回の要望にあたっては、ネットワークの参加自治体から要望項目を調査し、飛騨市役所で整理・取りまとめを行い、それをやり取りしながら、まとめました。

また、面談のアポ調整は、飛騨市に2度視察に来られたこども家庭庁のご担当者に窓口になっていただきました。

各自治体の調整は、事務局と飛騨市の秘書室が連携して行い、東京でのアテンドは県東京事務所に派遣している市職員が行ってくれました。いずれも初めてのことだけに、混乱や手違いなどが起こったこともありましたが、一通りの流れを遂行できたことは、経験値を大きく上げたと思います。

これで丸1年を迎えることができ、この間、6月の総会・講演、10月のフォーラムでのスペシャルニーズ応援アワード、そして今回の要望と、最初に企画した取り組みを一巡することができました。

今後、参加自治体のうち、役員市の幹事会の開催や、各自治体担当者と省庁担当者との意見交換をそれぞれオンラインで実施する案もあり、医療的ケア児者の支援の充実に直接つながる形が取れそうです。

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参加いただいた首長の皆さんには、お忙しいところ、時間を割いて、ご参加いただき、感謝です。

賛同いただける首長さんを増やしながら、さらに大きな活動にしていければと思います。ありがとうございました!!